はじめに 2 「やる気」
本人訴訟に必要なモノはあなたの
「やる気・資金・洞察力」
です。
本人訴訟はとにかく手間がかかり、知識もかなり身につけなければなりません。
弁護士と同レベルの知識を身に着け、さらに法廷で尋問もしなければなりません。
法廷で訴えた相手に会うことも考えられ、訴訟の内容によってはストレスも相当なものになるでしょう。
筆者が読んだ本一覧
ぶんこ六法トラの巻 刑法 三修社
個人情報保護法の解説 中島成 ネットスクール出版
本人訴訟ハンドブック 矢野輝雄 緑風出版
訴訟は本人で出来る 石原豊昭他 自由国民社
民事尋問技術 加藤新太郎 ぎょうせい
名誉棄損の慰謝料算定 西口元他 学陽書房
裁判官Who’s Who 現代人文社
企業法務のための民事訴訟の実務解説 圓道至剛 第一法規株式会社
民事控訴審ハンドブック 松本博之 日本加除出版
裁判官! 当職そこが知りたかったのです 岡口基一他 学陽書房
裁判官の視点 民事裁判と専門訴訟 門口正人 商事法務
その他裁判所のHPで判例を多数・インターネットで公開している条文や規則
筆者は裁判を始めるにあたってこれだけの本を読みました。読まなくてもいいような本も入っていますが、0から勉強を始めた軌跡とも言えるでしょう。訴訟の内容と本の内容によっては省いて読んでもいい部分などもあるため、筆者もすべての本の内容を隅から隅まで覚えているわけではありません。
いかがでしょうか?勉強するだけでもこのぐらいの量です。あなたがどうしても訴訟に勝ちたいと思うならこのぐらいの「やる気」が必要なのです。